ABOUT 企業情報

当社はモータリゼーションの中で、技術的にも規模的にも成長してきた、重要安全部品であるタイヤに関連する事業を展開してきました。具体的には、リトレッドタイヤの製造はスタートしてから50有余年、タイヤ販売店の第一号店は約40年前にオープン。また、タイヤが一生を終え廃タイヤとして処理され、サーマルリサイクル（熱エネルギーとして回収）として活用するための、廃タイヤ中間処理業を開始したのは30年前です。
このように、当社は車にかかわるタイヤを通して、そのタイヤを再度蘇らせるリトレッドタイヤ製造事業をスタートし、またその後、新品タイヤならびにリトレッドタイヤの販売事業展開を加え、さらにはタイヤが一生を終え、燃料に生まれ変わるためのタイヤ処分業まで携わることで、タイヤそのものを販売するだけではなく、タイヤの一生にまつわるリサイクル社会と省資源に寄与する事業を積極的に拡大してきました。
そんな中で、私は2013年に交通事故に遭い、長い昏睡状態を経て、九死に一生を得ました。その間、会社をしっかり支えてくれたのは社員たちでした。それは私にとって予想を超える出来事であり、非常に頼もしくもあり、また誇らしく思えることでありました。
これらの経験を踏まえ、会社が継続成長・発展・チャレンジしてくためには、「社員との信頼関係構築」と「社員の幸・その家族の幸」が、しっかりとベースに確保されていることが重要であると改めて考えさせられました。
今後、さらに全社一丸となって、新機軸・成長軸の開発・展開をチャレンジングに進めるとともに、その広がっていく成果を社員と家族に分配し、繋げていくことが私の大切な仕事になると考えています。そして、お客様、パートナー企業、社員、家族みんなが幸せになる。新世紀の当社はグループと関連するすべての人の幸せと社会に貢献する企業体でありたい。いや企業体であらねばならぬ。私はいま、そんな決意を持っています。